ここ最近流行っているミニマリストの生活。
ミニマリストとマキシマリストの二項対立で考えてみたいと思います。
ここで紹介させて頂きたい用語がCAPEXとOPEXです。
それぞれビジネス界ではよく使用される単語なので、以下に説明します。
CAPEX; 「Capital Expenditure」の略称。つまり設備等の初期投資額のことです。
OPEX; 「Operating Expense」の略称。事業運営で継続的に必要な費用のことです。
上記のCAPEXとOPEXは相反関係にあります。家に例えると分かりやすいですが、設計段階で断熱材を厚くして建築費用(CAPEX)を高くすれば、その後の生活の冷暖房費(OPEX)が安くなります。
この考え方を元にすると、ミニマリストとマキシマリストは以下のように言えると思います。
ミニマリスト
所有する“物”と少なくする、という考え方。
つまり物を購入することになる個人向けCAPEX(初期投資)をミニマムにする考え方。
代わりに、サブスク等(家具レンタル、自動車シェアサービス、等)で対応するため、OPEX(継続経費)は高くなる。
マキシマリスト
所有する“物”と多くして、全て所有物による生活で完結しようとする考え方。
維持管理は個人で必要だが、ライフサイクル全体で考えると安くすむというメリットがあります。
ただし、注意が必要なのは“生活や嗜好に変化がない場合に限って”、安くなります。
変化が激しいひとがマキシマリストになると、常に物を買い続けることになり、マキシマリストのメリットでOPEX最小化ができなくなってしまいます。
ここまで整理して、ミニマリストとマキシマリストのどちらが現代を生きるのにマッチしているか考えてみたいと思います。
一見、変化に柔軟に対応できるミニマリストがいいように見えます。
しかし本当にそうでしょうか。
個人的には、このような二項対立があったときは、個人に合う中間を探し求めることが正解だと考えています。
ミニマリストは、OPEXが最大化される考え方なので、言い換えれば収入が安定して得られる人には最適ですが、過度になると破綻します。
そこで以下のように分けたいと思います。
自分の価値観の根底で変わらないと決めた対象;CAPEX投資してマキシマリスト方針とする。
これからも変化を楽しみたいと決めた対象;OPEX投資してミニマリスト方針とする。
このように、どちらかに偏らず、個々人で丁度いい塩梅を見つけていきたいものです。
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